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日本の寸法の基準は下の二通りあり、私たち呉服屋や和裁師さん等が使っているのは鯨尺です。
 
■鯨尺(くじらじゃく)
一尺が曲尺の一尺二寸五分(約38cm)にあたる長さを基準にして作ったもので、最初に、鯨のひげで物差しを作ったので、こう呼ばれています。
私たちが使っているのは、竹に目盛りが刻んであります。(乾燥した竹は軽く、湿度や温度の影響を受けにくいのです)
 
■曲尺(かねじゃく)
大工さんや建具師さんなどの木工職人さんが使われる物差しです。
曲尺の一尺は鯨尺の八寸になります。
金属の平板でL字型に作ってあるので、まがりがねともいうそうです。